屋根塗装工事 工程説明!

屋根塗装工事の塗装工程を詳しく解説!

屋根は、外壁以上に紫外線・雨風・温度変化の影響を強く受けるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
適切な施工をしないと、塗膜の剥がれや雨漏り、屋根材の劣化が進行するため、しっかりとした工程管理が重要になります。
ここでは、屋根塗装工事の全工程を詳しく解説します!

1. 屋根塗装の基本工程

屋根塗装は以下の8つのステップで進みます。

  1. 足場・飛散防止ネットの設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理(ひび割れ・サビ補修)
  4. 下塗り(プライマー・シーラー塗布)
  5. タスペーサー設置(スレート屋根の場合)
  6. 中塗り(塗装1回目)
  7. 上塗り(仕上げ塗装)
  8. 最終チェック・片付け

2. 各工程の詳細

① 足場・飛散防止ネットの設置

  • 屋根塗装は高所作業のため、足場を設置して作業員の安全を確保する。
  • 周囲への塗料飛散を防ぐため、飛散防止ネットを張る。
  • 急こう配の屋根には、屋根用の安全帯(命綱)を設置する。

足場設置のポイント

  • 作業スペースが確保されているかチェック
  • 飛散防止ネットがしっかり固定されているか確認

② 高圧洗浄(汚れ・コケ・藻の除去)

  • 屋根の表面に付着した汚れ、コケ、藻、旧塗膜を高圧洗浄でしっかり落とす。
  • 汚れが残っていると、塗料の密着性が低下し、塗膜が剥がれやすくなる

高圧洗浄のポイント

  • 最低でも「12~15MPa(メガパスカル)」の水圧で洗浄
  • 洗浄後は1日以上乾燥させることが重要
  • 水が染み込んでいる状態で塗装すると、膨れや剥がれの原因になる

💡 ➡ 高圧洗浄をしっかり行わない業者には要注意!


③ 下地処理(ひび割れ・サビ補修)

  • ひび割れ・屋根材の欠け・サビなどを補修する。
  • この工程を省略すると、塗装後すぐに劣化が進行する!

下地処理の内容

屋根の状態 補修方法
スレート屋根のひび割れ コーキング補修
棟板金の浮き・釘抜け 釘打ち+コーキング補強
トタン屋根のサビ ケレン作業(ワイヤーブラシでサビ除去)
コケ・藻の発生 高圧洗浄+防カビ処理

💡 ➡ 屋根の劣化を見逃すと、塗装してもすぐに雨漏りする可能性あり!


④ 下塗り(プライマー・シーラー塗布)

  • 塗料の密着を高めるために、下塗り(プライマー・シーラー)を塗布。
  • 下塗りが不十分だと、塗膜が剥がれやすくなる。

下塗り材の種類

下塗り材 特徴 適用屋根材
シーラー 吸収性の高い屋根材に使用 スレート・コロニアル
プライマー 金属系の下地に適用 トタン・ガルバリウム
フィラー クラック(ひび割れ)を埋める ひび割れのあるスレート

💡 ➡ 下塗りを省略する業者は確実に手抜きなので要注意!


⑤ タスペーサー設置(スレート屋根の場合)

  • スレート屋根の塗装後に「毛細管現象(雨水が吸い上げられ、雨漏りの原因になる)」を防ぐため、タスペーサーを設置する。
  • 屋根材の隙間を確保し、適切な通気を確保する。

タスペーサーが必要な屋根

屋根の種類 必要性
スレート屋根(コロニアル) 必須
瓦屋根 不要
トタン・ガルバリウム 不要

💡 ➡ 「タスペーサーなしでも大丈夫」と言う業者は注意!


⑥ 中塗り(塗装1回目)

  • 中塗りは、塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させる重要な工程。
  • 使用する塗料は、下塗りと適合しているか確認!

中塗りのポイント

  • 均一に塗布し、ムラがないようにする。
  • 屋根の勾配によってはローラーではなく「吹き付け塗装」を行う。

💡 ➡ 「1回塗りで仕上げる業者」には要注意!


⑦ 上塗り(仕上げ塗装)

  • 中塗りと同じ塗料を塗り重ね、仕上げる。
  • 塗膜の耐久性を確保し、屋根を長持ちさせるために重要な工程。

上塗りのポイント

  • 均一に塗布し、色ムラがないように仕上げる
  • 塗料の厚みを適切に確保
  • 乾燥時間をしっかり守る(最低4~6時間)

💡 ➡ 上塗りを省略すると、耐久性が大幅に低下する!


⑧ 最終チェック・片付け

  • 仕上がりを確認し、塗りムラや塗装の剥がれがないかチェック!
  • 足場を解体し、清掃を行う。

チェックポイント

  • 塗りムラ・色ムラがないか
  • タスペーサーが適切に設置されているか
  • 屋根に塗料の垂れやゴミがないか

💡 ➡ 仕上がりに問題があれば、すぐに業者に伝えて手直ししてもらう!


3. まとめ

「足場設置 → 高圧洗浄 → 下地処理 → 3回塗り → 仕上げ確認」が基本工程!
スレート屋根には「タスペーサー」を設置するのが必須!
「下塗りなし」「1回塗り」の業者には要注意!
施工後は、色ムラ・塗り残しがないか最終確認!

💡 「この業者の施工内容は適切?」 「どの塗料を選ぶべき?」
💡 具体的な状況を教えてもらえれば、最適なアドバイスをしますよ!😊

お問合せはこちらから!

メモ: * は入力必須項目です

坂本塗装株式会社 名古屋営業所

〒492-8213

愛知県稲沢市高御堂2丁目25‐22

電話:0587₋70‐2030 FAX:0587₋70‐2031

↓LINEで簡単相談!

友だち追加

直接の来社はこちら!