塗装工事にまつわる様々なことをご説明させていただきます。

□塗料について

・遮熱塗料

 高日反射型塗料と呼ばれる塗料になります。太陽から届けられる赤外線を効率よく反射し、素材表面の温度上昇を防いでくれる塗料になります。屋根塗装や外壁塗装などに多く用いられるようになり、夏場の屋根表面の温度を約20℃も下げることのできる塗料になります。表面温度上昇を防ぐことで、建物内部の温度上昇を防ぐとともに、素材の熱劣化を防ぐ働きがあります。



・断熱塗料

 塗料の中に、特殊なセラミックバルーンを含み建物内部に熱を伝えにくくする塗料になります。通常の塗装と比べて厚みがあり、表面も凹凸が付き柔らかいのが特徴になります。遮熱性能を持っている塗料もあり、断熱性能と遮熱性能を掛け合わせて、遮熱塗料より効果的に室内の温度上昇などを防ぐ効果があります。



・シックイ塗料

 昔から日本で使用されてきたシックイを塗料にしたものになります。室内の天井や壁に塗装を行うことで、抗菌効果・除菌効果等の効果があり、室内の匂いなども軽減してくれる塗料になります。塗料自体が強アルカリであるために、上記機能が発揮できます。自然素材でできているため、人体などに悪影響を与えることなく、機能を発揮できる塗料になります。



・下塗塗料

 下塗塗料は、上塗材を塗装する前に行う塗料の事を指します。錆を抑制したらり、上塗と素材の密着をたかめたり、上塗が素材に吸い込まれるのを防いだりと、塗装工程の中でとても大切な工程になり、塗料jになります。下塗を省いてしまうと、早期にはがれたり等の不具合が出てくることになります。仕上がりに大きく影響をする下塗。塗装工程の中で最も大切な工程の一つになります。



・中塗専用塗料

 特殊な上塗を行う場合に必要な専用塗料になります。通常中塗は上塗と同じ塗料を使用して、上塗の膜厚を高めるために行います。しかし、上塗にフッソ樹脂塗料などの高機能であり特殊な塗料を設定する場合には、専用の中塗塗料が設定されています。設定されている場合には、中塗に専用中塗塗料を使用する必要があります。密着性を高める効果もあります。



・上塗塗料

 塗料の耐久性を示す塗料になります。上塗を行うことで、耐久性を持たせることができます。下塗などでは耐久性を持たせることができないためです。紫外線や雨・風から物を守るためにとても重要な塗料になります。下記に説明をするアクリル~無機までの塗料ランクが上塗塗料の清掃になります。



・アクリル樹脂塗料

 塗料の基本となる塗料になります。アクリル系の樹脂を結合剤として使用していると陽になります。塗料の中で、一番安価で長持ちのしない塗料になります。現在では、室内の天井や壁などの塗装を行うときに使用することが多い塗料になります。外部での紫外線を直接受けない場所や、学校の外壁などでは今でも使用されている塗料になります。

 期待耐久年数:5年



・ウレタン樹脂塗料

 アクリル樹脂塗料より耐久年数の高い外壁などにも使用できる塗料になります。15年ぐらい前までは、外壁塗装でもよく使われている塗料でした。現在では、木部の塗装などに使用されることも多く、現在主流のシリコン樹脂塗料より柔らかいため、固さを嫌う場所などに使用されることがあります。水性・弱溶剤系・強溶剤系と色々な塗料が存在するのもこのウレタン樹脂塗料の特徴です。

 期待耐久年数:5~7年



・シリコン樹脂塗料

 現在住宅の外壁塗装・屋根塗装等でメインで使用されている樹脂塗料になります。このシリコン樹脂塗料は、耐久性にとても優れていて、建物などを長期に渡って保護することのできる塗料になります。このシリコン樹脂塗料は、水性・弱溶剤系と使用する場所・用途によって種類を変えることができ、建物のすべての部分に使用できる塗料になります。

 期待耐久年数:7年~12年



・ラジカル制御塗料

 シリコン樹脂塗料をより長持ちするように改良した塗料になります。メーカーによって変性の呼び方が変わったりしていますが、基本的にラジカル制御という技術を施している塗料になります。紫外線が塗膜を劣化させ、建物の保護を弱めてしまいます。この紫外線と塗膜が反応した時に発生するラジカルを制御し、長持ちを実現させたのが、このラジカル制御形塗料になります。外壁塗装・屋根塗装等に使用できる塗料となっています。

 期待耐久年数:10年~15年



・フッソ樹脂塗料

 アクリル樹脂に結合剤としてフッソ樹脂を添加させた塗料になります。このフッソ樹脂塗料には、四化フッソ・三化フッソと結合の方法によって分かれています。共に、フッソ樹脂塗料は表面が固く、超高耐久という分類に分けられます。川にかかっている橋や歩道橋等の塗替えにはフッソ樹脂塗料が多く使用されています。

 期待耐久年数:13年~17年



・有機無機ハイブリット塗料

 ふっ素樹脂塗料に無機結合を施した塗料になります。現在市販をされている塗料の中で一番長持ちする塗料になります。無機のみでは結合をすることができないため、有機無機ハイブリットということになります。近年、屋根用塗料、外壁用塗料として各メーカーから発売がされています。

 期待耐久年数:18年~25年



・エポキシ樹脂塗料

 主に下塗として使用される塗料になります。このエポキシ樹脂塗料には、とても大切な役割があります。大切な役割として、鉄のサビを抑制してくれる防錆効果があります。もう一つの大切な役割として、接着剤の役割があります。このエポキシ樹脂塗料は、塗装を行う上でとても大切な塗料になります。塗装工程において、下塗のエポキシ樹脂塗装を省いてしまうと、早期のはがれ等の原因となります。



・水性塗料

 水を希釈材として使用する塗料になります。昔は、室内の壁や天井などを塗装するときに使用していた塗料になります。現在では、外壁や屋根などの耐久性が求められる場所にも水性塗料が使われるようになってきました。水性塗料は、臭いが少ないのが特徴です。



・弱溶剤系塗料

 希釈材として、塗料用シンナーを使用する塗料になります。環境配慮型として現在も多くの塗料で設定されている塗料になります。塗料シンナーを使用することで、水性塗料と比べて臭いがあり、危険物扱いとなります。しかし、性能的に優れている点も多く、現在でも 屋根塗装や、付帯府などの塗装に多く使用されています。



・強溶剤系塗料

 主に特殊なものの塗装を行う場合には使用される塗料になります。現在、住宅等の住居物に対して使用することはほとんどありません。どのようン場所に使用するかというと、特殊な耐久性が求められる臨海部などでの塗装に多く用いられることがあります。塗料シンナーより強い溶解力の強い希釈材を使用するため、とてもキツイ臭いがするのも特徴です。



・1液性塗料



・2液性塗料



□劣化について

□素材について

□工事について


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