アクリルシーリングについて

アクリルシーリングとは?

アクリルシーリング(アクリルコーキング)は、アクリル樹脂を主成分としたシーリング材(コーキング材)で、安価で塗装が可能、施工しやすいという特徴があります。
しかし、防水性や耐候性が低く、屋外や水回りには適さないため、主に
屋内の隙間充填や軽微な補修
に使用されます。

1. アクリルシーリングの特徴

特徴 説明
塗装が可能 他の塗料と密着しやすく、外壁や内装の補修に適している。
安価でコストパフォーマンスが良い 他のシーリング材に比べて価格が安い。
施工しやすく、DIY向け 硬化が早く、扱いやすいため、初心者でも施工可能。
水性タイプが多く、臭いが少ない 溶剤系よりも取り扱いやすく、環境にも優しい。
防水性が低い 水に弱く、雨や湿気の多い場所には不向き。
耐久性が低く、ひび割れしやすい 屋外では劣化が早く、定期的なメンテナンスが必要。

屋内の補修や内装工事向け!
塗装ができるため、外壁の軽微な補修にも使用可能!


2. アクリルシーリングのメリット・デメリット

✅ メリット

  1. 塗装が可能で、外壁の補修に適している
  2. 価格が安く、手軽に使用できる
  3. 施工しやすく、DIYでも使いやすい
  4. 水性タイプは臭いが少なく、室内作業向け

❌ デメリット

  1. 防水性が低く、雨に濡れると劣化しやすい
  2. 紫外線に弱く、屋外では短期間で劣化する
  3. 弾力性が低く、振動や建物の動きに対応できない
  4. 長期間経過するとひび割れや剥がれが発生する

💡 ➡「防水性が低い」ため、屋外や水回りには不向き! 💡 ➡「屋内の隙間埋め」や「軽微な補修」に適している!


3. アクリルシーリングの用途

【屋内】内装・軽微な補修向け

施工場所 使用目的
室内の隙間(クロス・壁・木部) 目地や隙間を埋め、仕上がりを綺麗にする
石膏ボードの継ぎ目 クラック防止の下地処理
サッシ・建具の隙間補修 気密性・美観を向上
巾木(壁と床の接合部) ほこりの侵入を防ぎ、美しく仕上げる

【屋外】外壁補修(短期的な補修向け)

施工場所 使用目的
外壁の軽微なクラック(ひび割れ)補修 ひび割れを埋め、塗装の密着性を向上
モルタルの隙間埋め 仕上げ塗装前の補修

💡 ➡「室内の隙間埋め」「クロスや石膏ボードの補修」に最適!
💡 ➡「外壁のクラック補修」にも使えるが、耐久性が低いため注意!


4. アクリルシーリングの種類

種類 特徴 用途
水性アクリルシーリング 臭いが少なく、扱いやすい 室内の隙間埋め
油性アクリルシーリング 密着力が高く、耐久性が若干向上 外壁の補修(短期間)
高耐候アクリルシーリング 紫外線や雨に強く改良されている 屋外の短期補修

💡 ➡「水性タイプ」は室内向け、「油性タイプ」は外壁の補修向け!


5. アクリルシーリングの施工手順

① 施工前の準備

  • 施工箇所の汚れ・ホコリを除去
  • マスキングテープで養生
  • 下地処理が必要な場合はプライマーを塗布

② アクリルシーリングの充填

  • シーリングガンを使い、隙間に均等に充填
  • 空気が入らないように、ゆっくり押し出す

③ 仕上げ(ならし・成形)

  • ヘラや指で均一にならし、余分なシーリングを取り除く
  • マスキングテープを剥がす

④ 乾燥・塗装

  • 完全硬化には24時間~48時間かかる
  • 塗装する場合は、完全に乾燥してから行う

施工のポイント

  • 塗装をする前提で使用すること
  • 乾燥前に水に濡れないよう注意
  • 塗装しないと耐久性が落ちるため、上塗りを推奨

💡 ➡「施工しやすいが、防水性が低いため水に濡らさないこと!」


6. アクリルシーリングの耐久性とメンテナンス

寿命は約3~5年(屋内)、屋外では2~3年程度
紫外線や湿気で劣化しやすいため、屋外には向かない
塗装することで耐久性を向上させる!


7. アクリルシーリングと他のシーリング材の比較

シーリング材 防水性 耐候性 塗装可否 価格 用途
アクリル ✖(低い) ✖(劣化が早い) ◎(塗装可) ◎(安い) 屋内の隙間・軽微な補修
ウレタン ○(中) △(紫外線に弱い) ◎(塗装可) ◎(安価) 外壁目地・コンクリート補修
変成シリコン ◎(高い) ◎(強い) ◎(塗装可) ○(やや高め) 外壁・屋根
シリコン ◎(最高) ◎(強い) ✖(塗装不可) ◎(安い) 水回り・サッシ・金属

💡 ➡「屋内の隙間埋め」「軽微な補修」ならアクリルシーリングが最適!
💡 ➡「防水性が必要な箇所」には、変成シリコンやウレタンを使用!


8. まとめ

アクリルシーリングは「室内の隙間埋め」「軽微な補修」に最適!
塗装可能で、外壁のクラック補修にも使えるが、耐久性は低い!
防水性が低いため、水回りや屋外には向かない!
価格が安く、DIYでも施工しやすい!

💡 「どのシーリング材を使えばいい?」「施工方法を知りたい!」
💡 具体的な状況を教えてもらえれば、最適なアドバイスをしますよ!😊

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