塗装等の工事について

塗装工事を行うにあたって、大切なことをこちらにて説明をさせて頂きます。ただたんに塗装を行えばよいわけではありません。塗装はとても薄い膜で私たちの生活に必要なものを守ってくれています。ルールをきちんと守り塗装を行うことで長持ちをする塗装を行うことができます。

塗装工事等において必要なこと、守らなくてはならないことをご説明させて頂きます。

塗装工事では、下地処理が仕上がりの耐久性・美観・機能性を大きく左右します。特にボード面（サイディングボード、モルタル、ALC、コンクリートなど）は、経年劣化や吸水性、密着性の問題があるため、適切な下地処理が不可欠です。

下地処理を怠ると、塗膜の剥がれ・ひび割れ・膨れ・早期劣化などのトラブルが発生し、せっかくの塗装工事が無駄になってしまいます。

下塗り（プライマー・シーラー・フィラー）は、塗装の仕上がりと耐久性を左右する最も重要な工程のひとつです。

下塗りを適切に行わないと、塗膜の剥がれ・色ムラ・早期劣化が発生し、塗装の寿命が大幅に短くなる可能性があります。

錆（さび）は、金属が酸素・水分と化学反応を起こして劣化する現象です。金属部分を塗装する際に適切な錆止め処理を行わないと、塗膜の下で錆が進行し、構造物の強度低下・美観の悪化・塗装剥がれなどの問題が発生します。

そのため、錆止め塗装（防錆塗装）は、金属の寿命を延ばし、長期間にわたり美観と機能を維持するために不可欠な工程です。

上塗り（仕上げ塗装）は、塗装の最終工程であり、塗装の仕上がり・耐久性・保護機能を決定する重要な工程です。
適切な上塗りを行わないと、塗膜の剥がれ・色ムラ・防水性の低下・耐久性の低下などの問題が発生する可能性があります。