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文化会館ホール 天井改修工事

文化会館大ホールの天井改修工事に伴う塗装工事を実施中です!

音響効果の高い、ボード使用しての改修工事です。

塗装も一般的なボードの塗装工事とはちょっと違った方法にて塗装を行っていきます。

もしかしたら、私たちが行う塗装工事が、そのあとの環境に大きくえいきょうするかも???

塗装工事を行う前に、まずは、ボード面のつなぎ目処理を丁寧に行っていきます。

私たちの部屋の壁を作っているボードもだいたい1820㎜×910㎜程度の大きさになります。

この大きさのボードをつなぎ合わせて壁や天井を作っています。

そのボードのつなぎ目には、つなぎ目を目立たないようにするために下地処理を行う必要があります。

この下地処理がとても難しい作業になります。

丁寧にしっかりとおこなっていかないと、ボードのつなぎ目などが表面に出てきてしまう結果となります。

熟練塗装工の腕が試されます。

ボード面の下地処理が完了したら、塗装工事の開始です。

下塗・中塗・上塗と進めていきます。

今回の工事では、下塗を2回塗装しての中塗・上塗となります。

しっかりとボード面に下塗を染み込ませてあげないと、上塗のはがれ等の原因になります。

全体的に均一になるように塗装を行っていきます。


塗装工事におけるボード面(外壁材)の下地処理の重要性

塗装工事では、下地処理が仕上がりの耐久性・美観・機能性を大きく左右します。特にボード面(サイディングボード、モルタル、ALC、コンクリートなど)は、経年劣化や吸水性、密着性の問題があるため、適切な下地処理が不可欠です。

下地処理を怠ると、塗膜の剥がれ・ひび割れ・膨れ・早期劣化などのトラブルが発生し、せっかくの塗装工事が無駄になってしまいます。


1. 下地処理の重要性と影響

① 塗料の密着性を向上

  • 適切な下地処理を行わないと、塗膜が剥がれやすくなる。
  • 特に、既存塗膜が劣化している場合、汚れやチョーキング(白い粉状の劣化)が残ったままだと、塗料がしっかり密着しない。
  • プライマーやシーラー(下塗り)を適切に塗布することで、塗料の密着性が大幅に向上する。

下地処理を行うことで、塗膜の寿命を延ばせる!


② ひび割れ(クラック)を防止

  • ボード面には微細なクラック(ヘアークラック)が発生しやすく、そのまま塗装するとひび割れが拡大しやすい。
  • クラックを適切に補修しないと、塗装後に水分が侵入し、さらに劣化が進む。
  • フィラー(厚塗り下地材)やシーリングで補修することで、クラックの再発を防ぐ。

ひび割れ補修を怠ると、塗装してもすぐにひび割れが再発する!


③ 吸水性の調整(ボードの劣化防止)

  • ボード(特にモルタルやALC)は吸水性が高く、そのまま塗装すると塗料が過剰に吸収され、ムラや剥がれが発生する。
  • シーラー(下塗り材)を適切に塗布することで、吸水を抑え、塗料の定着を安定させる。

シーラーを塗ることで、塗膜の均一性と密着性が向上!


④ 下地の不陸(凹凸)調整

  • ボードの継ぎ目や凹凸がそのままだと、仕上がりの美観が悪くなる。
  • パテやフィラーを使用して、表面を滑らかに整えることが重要。
  • 特に窯業系サイディングボードやALCは継ぎ目の目地があるため、適切なシーリング補修も必要。

塗装の仕上がりを美しくするには、下地処理が重要!

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